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LVMHとは?アルノーってどんな人?傘下ブランドや年収も調査!

LVMHとは?アルノーってどんな人?傘下ブランドや年収も調査!

高級ブランドに興味がある方なら、一度は「LVMH」という名前を耳にしたことがあるのではないでしょうか。愛沢えみりさんも愛用しているルイ・ヴィトンやディオールといった誰もが知る名門ブランドを束ねる巨大グループ。その規模と影響力は、ファッション業界の枠を超えて世界中に広がっています。

今回は、このLVMHとは何かを詳しくご紹介していきます。

目次

LVMHとは何か?その正体に迫る

LVMHの正式名称は「LVMH Moët Hennessy – Louis Vuitton SE」といいます。フランスのパリに本拠を構えるこの企業は、世界最大級のラグジュアリーグループとして知られています。

2つの名門が生んだ巨大企業

LVMHは1987年、ファッション界の頂点に君臨する「ルイ・ヴィトン」と、シャンパンで名高い「モエ・ヘネシー」が合併して誕生しました。

全世界で16万人以上を雇用し、2023年12月期の売上高は約13兆7900億円という驚異的な数字を記録しています。この売上は過去最高を更新し続けており、高級ブランド市場の底堅い需要を証明しているといえるでしょう。

世界三大コングロマリットの一角

LVMHは、ケリング、リシュモンと並び「世界三大コングロマリット」と称されています。

売上規模を比較すると、LVMHが約13兆円、ケリングが約3兆円、リシュモンが約2兆円となっており、LVMHの圧倒的な存在感が際立っています。ケリングはグッチやバレンシアガを、リシュモンはカルティエやパネライを傘下に持つなど、それぞれが個性的なブランドポートフォリオを築いています。

帝王ベルナール・アルノーという人物

LVMHを語る上で欠かせないのが、現CEOのベルナール・アルノー氏です。彼は2023年の世界長者番付で1位に輝いた実業家で、「フランス・ファッション界の帝王」や「ファッションの法王」という異名を持っています。

不動産業からファッション界へ

アルノー氏は元々不動産業を営んでおり、ブランドには全く興味がなかったそうです。

転機となったのは、アメリカでタクシーに乗った際の運転手の一言でした。「フランスのことは全然知らないが、ディオールは知っている」という言葉に、ブランドビジネスの可能性を感じ取ったのです。

積極的な買収戦略で帝国を築く

1984年にディオールを買収したアルノー氏は、その後LVMHの経営に参画。1990年代から本格的な買収戦略を展開していきます。

ケンゾー、ベルルッティ、ゲラン、ロエベ、フェンディ、ブルガリ、そして2021年にはティファニーを傘下に収めました。特にティファニーの買収は、ウォッチ&ジュエリー部門を強化する重要な一手となっています。

LVMHの傘下ブランドを事業別に紹介

LVMHは6つの事業分野で多彩なブランドを展開しています。その一部をご紹介していきましょう。

ファッション&レザーグッズ部門

LVMHの中核を担うのがこの部門です。

ルイ・ヴィトン、クリスチャン・ディオール、ロエベ、フェンディ、セリーヌ、ジバンシィ、ケンゾー、マークジェイコブス、リモワなど、錚々たる顔ぶれが並びます。モノグラムやダミエで知られるルイ・ヴィトンをはじめ、それぞれが独自の個性を持ちながら、LVMHの「鉄壁」を支えています。

ウォッチ&ジュエリー部門

比較的新しい事業分野ながら、急速に存在感を増しているのがこの部門です。

ティファニー、ブルガリ、タグ・ホイヤー、ウブロ、ゼニス、ショーメ、フレッドといった名門ブランドが揃っています。かつてはリシュモンに劣るとされていましたが、ティファニー買収により大きく勢力を拡大しました。

パフューム&コスメティクス部門

「美」を追求するこの分野も、LVMHの重要な柱となっています。

パルファン・クリスチャン・ディオール、ゲラン、メイクアップフォーエバー、フェンティビューティ、メゾンフランシスクルジャンなど、香水からスキンケア、メイクアップまで幅広く展開しています。

ワイン&スピリッツ部門

LVMHの売上の約20%を担う、重要な事業です。モエ・エ・シャンドン、ヘネシー、ドンペリニヨン、ヴーヴ・クリコなど、世界的なシャンパンやスピリッツブランドが名を連ねています。世界的にアルコール消費量が増加傾向にあり、今後さらなる成長が期待される分野といえるでしょう。

セレクティブ・リテーリング部門

「ショッピングを特別な体験にする」をコンセプトとした小売事業です。

免税店のDFS、コスメセレクトショップのセフォラ、パリの名門百貨店ル・ボン・マルシェなどが含まれます。ラ・グランド・エピスリー・ド・パリは「食の殿堂」として知られ、他では手に入らない美食体験を提供しています。

LVMHグループの年収

就職先としてのLVMHにも注目が集まっています。気になる年収について、いくつかのブランドの情報をまとめてみました。

新卒でも高水準の給与

ルイ・ヴィトンの新卒年収は約420万円から620万円とされています。

日本の新卒平均年収が250万円程度であることを考えると、かなり高い水準です。店舗販売だけでなく、マーケティング職では920万円というデータもあり、キャリアを積めばさらなる高収入が期待できます。

ブランドによって異なる年収レンジ

ティファニーやパルファン・クリスチャン・ディオールの新卒年収は約300万円から450万円。

一方、ワイン&スピリッツ部門のモエ・エ・シャンドンでは約400万円から600万円、営業職では1300万円というデータもあります。ファッションブランドと比較すると、酒類部門の方が全体的に高収入な傾向が見られます。

若手デザイナーを育てる「LVMHプライズ」

LVMHは未来の才能発掘にも力を入れています。その象徴的な取り組みが「LVMHプライズ」です。

賞金と指導の機会を提供

毎年開催されるこのコンテストは、若手ファッションデザイナーの育成を目的としています。

LVMH賞には30万ユーロ、カール・ラガーフェルド賞には15万ユーロの賞金が用意され、さらにLVMH傘下ブランドのデザイナーから直接指導を受ける権利も得られます。第11回には過去最多の2500名以上が応募し、その中から20名が準決勝に進むという狭き門となっています。

日本からもファイナリスト誕生

2024年には、日本からKHOKIのデザイナーKoki Abe氏が準決勝進出を果たしました。

世界18か国から選ばれた才能の中に日本人デザイナーが含まれたことは、日本のファッション界にとっても大きな励みとなるでしょう。

まとめ

LVMHは、ベルナール・アルノー氏の卓越した経営手腕のもと、世界のラグジュアリー市場を牽引し続けています。70を超える傘下ブランドは、それぞれの分野で独自の価値を提供しながら、グループ全体として圧倒的な存在感を放っています。高い給与水準や若手育成への積極的な取り組みなど、働く場所としての魅力も十分です。これからファッション業界を目指す方にとって、LVMHとは憧れであり、目標となる存在といえるでしょう。

この記事を書いた人

百貨店運営のサイトでのライター経験より自分でサイトを初めてみました。
難しい専門用語を使わず、誰にでも伝わる言葉で情報発信をすることをモットーにしています。

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